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一覧に戻るＪ２第７節（３月２９日）ホームで甲府に０−１の完封負け
25･03･31
上写真／前列左からＦＷ青木、ＭＦスパチョーク（７番）、ＦＷ近藤、キャプテンＭＦ高嶺（６番）、ＤＦ岡田、後列左からＧＰ中野（２１番）、ＤＦ高尾、家泉、ＦＷアマドゥ・バカヨコ、ＭＦ馬場、ＤＦ中村。前節愛媛戦で勝利した布陣の中でＦＷ長谷川に代えてタイから戻ったスパチョークをＭＦとして入れ、近藤をＦＷ登録とした
（写真は３月２９日、大和ハウス プレミストドーム、撮影・石井一弘）
３月２９日、大和ハウス プレミストドームで行われた明治安田Ｊ２第７節、北海道コンサドーレ札幌対ヴァンフォーレ甲府の試合は、前半甲府に先制されるとそのまま０−１のスコアで札幌が完封負けを喫した。
前節までリーグ戦２連勝で巻き返しの気配の１５位札幌と、開幕戦以来勝利の無い１８位甲府の戦いにプレミストドームには１４，５４３人が集まった。
札幌の先発は、ＧＰ中野小次郎、ＤＦは右から�眸�瑠、家泉怜依、中村桐耶、岡田大和。ＭＦは右に近藤友喜（ＦＷ登録）、左に青木亮太（ＦＷ登録）、中央に馬場晴也、高嶺朋樹。前線にＦＷアマドゥ・バカヨコとスパチョーク（ＭＦ登録）。控えは、ＧＰ児玉潤、ＤＦパク・ミンギュ、西野奨太、ＭＦ宮澤裕樹、長谷川竜也、木戸柊摩、原康介、ＦＷキム・ゴンヒ、白井陽斗。
甲府の先発は、ＧＫ河田晃兵、ＤＦ土屋巧、孫大河、エドゥアルド・マンシャ。ＭＦ宮崎純真、遠藤光、平塚悠知、荒木翔。ＦＷ鳥海芳樹、熊倉弘達、三平和司。控えは、ＧＫ東ジョン、ＤＦ井上樹、佐藤恵介、一瀬大寿、ＭＦ田中雄大、山本英臣、ＦＷ大島康樹、内藤大和、マテウス・レイリア。
試合は１４時３分、札幌ボールでキックオフ。スタートから札幌はホームでの初勝利を目指し前への高い意識で入る。開始早々の１分には、ＭＦスパチョークがペナルティーエリア手前からミドルシュートを放つなど積極的なプレーを見せる。
しかし先に試合を動かしたのはアウエーの甲府。前半７分、左コーナーキックから甲府ＭＦ平塚が左足で低い角度のボールをペナルティーエリア中央に蹴り込む。これをファーからフリーで入ってきたＭＦ荒木がうまく左足で合わせ先制ゴール。札幌の守備の人数はそろっている中、ルーズなマークであっさりと決められてしまった。
早い時間帯で追いつきたい札幌はボールを出し入れしながら前に運ぼうとするも、甲府の早いプレッシャーに押される展開。それでも札幌は１６分にＭＦ高嶺の縦へのロングパスから、ＤＦ岡田がフリーで抜け出しシュートも甲府ＧＫ河田がセーブ。０−１で１点ビハインドのまま試合を折り返す。
流れを変えたい札幌は後半のスタートから岡田に代えてＦＷ白井を投入。同点を狙い前線の枚数を増やす。続く９分には中村から宮澤に替えると、甲府の守備位置が低くなったこともあり、札幌が相手陣内に多く入り込む。
甲府の守備ブロックを崩せない札幌は２２分にスパチョーク→キム・ゴンヒ、３１分に馬場→木戸、近藤→原と岩政監督はすべての交代カードを切る。
試合終盤には、ＦＷのＡバカヨコとキム・ゴンヒ、ＤＦ�眸�のシュートなど札幌が猛攻を仕掛けるシーンもあったが最後まで甲府のゴールは遠く、０−１で敗戦となった。
札幌の次戦、明治安田Ｊ２第８節徳島ヴォルティス戦は、４月５日午後２時からホームの大和ハウス プレミストドームで行われる。
（写真は３月２９日、大和ハウス プレミストドーム、撮影・石井一弘）
３月２９日、大和ハウス プレミストドームで行われた明治安田Ｊ２第７節、北海道コンサドーレ札幌対ヴァンフォーレ甲府の試合は、前半甲府に先制されるとそのまま０−１のスコアで札幌が完封負けを喫した。
前節までリーグ戦２連勝で巻き返しの気配の１５位札幌と、開幕戦以来勝利の無い１８位甲府の戦いにプレミストドームには１４，５４３人が集まった。
札幌の先発は、ＧＰ中野小次郎、ＤＦは右から�眸�瑠、家泉怜依、中村桐耶、岡田大和。ＭＦは右に近藤友喜（ＦＷ登録）、左に青木亮太（ＦＷ登録）、中央に馬場晴也、高嶺朋樹。前線にＦＷアマドゥ・バカヨコとスパチョーク（ＭＦ登録）。控えは、ＧＰ児玉潤、ＤＦパク・ミンギュ、西野奨太、ＭＦ宮澤裕樹、長谷川竜也、木戸柊摩、原康介、ＦＷキム・ゴンヒ、白井陽斗。
甲府の先発は、ＧＫ河田晃兵、ＤＦ土屋巧、孫大河、エドゥアルド・マンシャ。ＭＦ宮崎純真、遠藤光、平塚悠知、荒木翔。ＦＷ鳥海芳樹、熊倉弘達、三平和司。控えは、ＧＫ東ジョン、ＤＦ井上樹、佐藤恵介、一瀬大寿、ＭＦ田中雄大、山本英臣、ＦＷ大島康樹、内藤大和、マテウス・レイリア。
試合は１４時３分、札幌ボールでキックオフ。スタートから札幌はホームでの初勝利を目指し前への高い意識で入る。開始早々の１分には、ＭＦスパチョークがペナルティーエリア手前からミドルシュートを放つなど積極的なプレーを見せる。
しかし先に試合を動かしたのはアウエーの甲府。前半７分、左コーナーキックから甲府ＭＦ平塚が左足で低い角度のボールをペナルティーエリア中央に蹴り込む。これをファーからフリーで入ってきたＭＦ荒木がうまく左足で合わせ先制ゴール。札幌の守備の人数はそろっている中、ルーズなマークであっさりと決められてしまった。
早い時間帯で追いつきたい札幌はボールを出し入れしながら前に運ぼうとするも、甲府の早いプレッシャーに押される展開。それでも札幌は１６分にＭＦ高嶺の縦へのロングパスから、ＤＦ岡田がフリーで抜け出しシュートも甲府ＧＫ河田がセーブ。０−１で１点ビハインドのまま試合を折り返す。
流れを変えたい札幌は後半のスタートから岡田に代えてＦＷ白井を投入。同点を狙い前線の枚数を増やす。続く９分には中村から宮澤に替えると、甲府の守備位置が低くなったこともあり、札幌が相手陣内に多く入り込む。
甲府の守備ブロックを崩せない札幌は２２分にスパチョーク→キム・ゴンヒ、３１分に馬場→木戸、近藤→原と岩政監督はすべての交代カードを切る。
試合終盤には、ＦＷのＡバカヨコとキム・ゴンヒ、ＤＦ�眸�のシュートなど札幌が猛攻を仕掛けるシーンもあったが最後まで甲府のゴールは遠く、０−１で敗戦となった。
札幌の次戦、明治安田Ｊ２第８節徳島ヴォルティス戦は、４月５日午後２時からホームの大和ハウス プレミストドームで行われる。
上：左側写真／試合開始早々の前半１分、右サイドを駆け上がった札幌ＦＷ近藤のゴールラインぎりぎりからの返しをアマドゥ・バカヨコが受けようとするが、甲府ＭＦ荒木（左）に倒される。ペナルティエリアの中だったがファールの笛は鳴らず
上：右側写真／前半４分、札幌ＦＷ近藤（３３番）が右サイドを駆け上がるが、甲府ＤＦエドゥアルド・マンシャ（右）に止められる
上：右側写真／前半４分、札幌ＦＷ近藤（３３番）が右サイドを駆け上がるが、甲府ＤＦエドゥアルド・マンシャ（右）に止められる
上：上段写真／前半７分、先制ゴールを決めベンチ前で祝福され大喜びの甲府ＭＦ荒木（右）
上：中段写真／前半２９分、甲府の左ＣＫからの攻撃をしのぎ、ボールを拾って反撃に転ずる札幌のＭＦスパチョーク（右から４人目）ら札幌の選手たち、右からＦＷ近藤、ＭＦ馬場、ＤＦ家泉（１５番）、高尾、ＧＰ中野、ＤＦ岡田（２８番）、ＦＷアマドゥ・バカヨコ（２０番）、ＭＦ高嶺。スタンドのサポーターが後押しする
上：下段写真／前半３１分、甲府ＧＫからのロングボールをペナルティーエリアの外だったのでヘッドでクリアーする札幌ＧＰ中野、手前甲府ＦＷ三平（９番）
上：中段写真／前半２９分、甲府の左ＣＫからの攻撃をしのぎ、ボールを拾って反撃に転ずる札幌のＭＦスパチョーク（右から４人目）ら札幌の選手たち、右からＦＷ近藤、ＭＦ馬場、ＤＦ家泉（１５番）、高尾、ＧＰ中野、ＤＦ岡田（２８番）、ＦＷアマドゥ・バカヨコ（２０番）、ＭＦ高嶺。スタンドのサポーターが後押しする
上：下段写真／前半３１分、甲府ＧＫからのロングボールをペナルティーエリアの外だったのでヘッドでクリアーする札幌ＧＰ中野、手前甲府ＦＷ三平（９番）
上：上段写真／前半３７分、札幌ＭＦ高嶺と甲府ＭＦ平塚（２５番）がマッチアップ、手前札幌ＦＷバカヨコ（２０番）と甲府ＤＦ孫（３番）
上：下段写真／前半４４分、札幌自陣深い所からＤＦ家泉のロングパスをＦＷ青木が受け、左サイドを駆け上がり、甲府ＭＦ宮崎をかわしてシュートするが左に外す、１７番は甲府ＤＦ土屋
上：下段写真／前半４４分、札幌自陣深い所からＤＦ家泉のロングパスをＦＷ青木が受け、左サイドを駆け上がり、甲府ＭＦ宮崎をかわしてシュートするが左に外す、１７番は甲府ＤＦ土屋
上：上段写真／後半はじめからＤＦ岡田に代わって途中出場していた札幌ＦＷ白井（右）が、甲府の左ＣＫからのこぼれ球を拾ってドリブルで駆け上がる、左近藤も呼応して走る
上：下段写真／後半２４分、甲府中央左からのＦＫに直前に途中出場していた札幌ＦＷキム・ゴンヒ（右端）と同じく途中出場していたＤＦ宮澤（１０番）に挟まれながら甲府ＤＦエドゥアルド・マンシャがヘディングシュートするが右へ外す、中央札幌ＧＰ中野、その左ＦＷ白井（７１番）
上：下段写真／後半２４分、甲府中央左からのＦＫに直前に途中出場していた札幌ＦＷキム・ゴンヒ（右端）と同じく途中出場していたＤＦ宮澤（１０番）に挟まれながら甲府ＤＦエドゥアルド・マンシャがヘディングシュートするが右へ外す、中央札幌ＧＰ中野、その左ＦＷ白井（７１番）
上写真／後半追加タイム１分、札幌ＭＦ高嶺のクロスを甲府ＤＦ孫がクリアー、そのこぼれたボールをシュートしたＦＷバカヨコが大きく上に外し悔しがる、左甲府ＭＦ荒木（７番）
上：上段写真／後半追加タイム３分、札幌ＦＷキム・ゴンヒ（右）が左サイドを駆け上がり甲府ＦＷ鳥海をかわしてクロスを入れる、左後ろ途中出場していたＭＦ田中（１４番）
上：下段写真／後半追加タイム３分、札幌右サイドからのＤＦ高尾のクロスにＦＷキム・ゴンヒが途中出場していた甲府ＤＦ井上（２番）と競りながらヘディングシュートするが外れる
上：下段写真／後半追加タイム３分、札幌右サイドからのＤＦ高尾のクロスにＦＷキム・ゴンヒが途中出場していた甲府ＤＦ井上（２番）と競りながらヘディングシュートするが外れる
上：上段写真／後半追加タイム４分、途中出場していた札幌ＤＦ宮澤（中央右）がジャンプする甲府ＭＦ平塚と競り合う、中央左ＭＦ高嶺（６番）。一昨年までのキャプテン宮澤は後半９分、ＤＦ中村に代わって出場し、ぎくしゃくしていたチームを落ち着かせ、後半の攻勢につなげた、まだまだ元気だ
上：下段写真／後半追加タイム５分、札幌ＦＷ青木が甲府ゴールに迫るが、甲府ＭＦ平塚、その後方ＦＷ鳥海、右ＭＦ田中らの堅い守りに阻まれる
上：下段写真／後半追加タイム５分、札幌ＦＷ青木が甲府ゴールに迫るが、甲府ＭＦ平塚、その後方ＦＷ鳥海、右ＭＦ田中らの堅い守りに阻まれる
上：上段写真／試合終了の瞬間、甲府ＤＦエドゥアルド・マンシャ（４０番）とＭＦ平塚が抱き合って喜び（左）、右端のＤＦ孫はガッツポーズ、左奥で札幌ＭＦ原が顔を覆う
上：中段写真／０−１の敗戦にあいさつに来た札幌の選手たちにスタンドのサポーターからブーイングが飛んだ
上：下段写真／厳しいブーイングにしょんぼりと引き上げる札幌の選手たち、右からＭＦ馬場、長谷川（１６番）、ＤＦ中村（４番）、ＧＰ児玉、ＦＷ青木（１１番）、左端ＤＦ宮澤（１０番）ら
上：中段写真／０−１の敗戦にあいさつに来た札幌の選手たちにスタンドのサポーターからブーイングが飛んだ
上：下段写真／厳しいブーイングにしょんぼりと引き上げる札幌の選手たち、右からＭＦ馬場、長谷川（１６番）、ＤＦ中村（４番）、ＧＰ児玉、ＦＷ青木（１１番）、左端ＤＦ宮澤（１０番）ら
上写真／後半３８分、劣勢にしゃがみ込む札幌の岩政大樹監督（右）と大きなジェスチャーで選手を鼓舞する、かつて札幌でプレーした経験を持つ甲府の大塚真司監督
■北海道コンサドーレ札幌の岩政大樹監督のコメント（一部抜粋）
「ホーム２試合目で２連敗。サポーターの皆さんには本当に申し訳ないと思っています。
失点の仕方も、１本目のＣＫ。相手は７人（ゴール前に）入れてきて、左利きの小さい選手がいるということは、ほぼ９９％あのパターンでシュートまで来るだろうというのは分かっているような状況でしたが、中でどのような意思があったのかは分かりませんが、あのような形で失点をしていると、勝てるものも勝てないなと感じています。いろんな面でチームは、成長しなければいけないというか、自分たちが弱いんだということをしっかりと認識しなければいけないなと思っています」
■ヴァンフォーレ甲府の大塚真司監督のコメント（一部抜粋）
「簡単な試合ではなかったが、勝つために北海道に来た。苦しい流れが続いていて、試合内容が良い、悪いあるが、勝ったことがすべて。ファン・サポーターの皆さんと喜び合えたことがうれしい。まだまだ足りないので、甲府に戻ってみんなでやり直したいです」
■北海道コンサドーレ札幌の岩政大樹監督のコメント（一部抜粋）
「ホーム２試合目で２連敗。サポーターの皆さんには本当に申し訳ないと思っています。
失点の仕方も、１本目のＣＫ。相手は７人（ゴール前に）入れてきて、左利きの小さい選手がいるということは、ほぼ９９％あのパターンでシュートまで来るだろうというのは分かっているような状況でしたが、中でどのような意思があったのかは分かりませんが、あのような形で失点をしていると、勝てるものも勝てないなと感じています。いろんな面でチームは、成長しなければいけないというか、自分たちが弱いんだということをしっかりと認識しなければいけないなと思っています」
■ヴァンフォーレ甲府の大塚真司監督のコメント（一部抜粋）
「簡単な試合ではなかったが、勝つために北海道に来た。苦しい流れが続いていて、試合内容が良い、悪いあるが、勝ったことがすべて。ファン・サポーターの皆さんと喜び合えたことがうれしい。まだまだ足りないので、甲府に戻ってみんなでやり直したいです」
編集部 写真はいずれも石井一弘撮影
