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Jリーグ秋春制移行に伴い夏の合宿誘致

25・04・02
 上写真/記者会見する「まちのミライ」の菅井研副社長(右)と渡部真也特任執行役員

 (写真は3月29日、大和ハウス プレミストドーム、撮影・石井一弘)


 北海道コンサドーレ札幌の関連会社である「まちのミライ」(本社・札幌市豊平区・三上大勝社長)は3月29日、大和ハウス プレミストドームで、来年からJリーグのシーズン移行に伴う北海道キャンプ誘致目的とした、官民連携の支援組織「Hokkaido Soccer Camp Connection」を4月1日に設立すると発表した。

 2026年シーズンからJリーグが欧州主要リーグに合わせて「秋春制」へ移行すると、オフシーズンがこれまでの冬から夏期間となり、各チームが夏合宿に変更となる。その候補地として涼しい北海道各地が注目される。

 同社は北海道唯一のJリーグクラブのグループ会社として他のクラブへの必要な機能、情報を提供、また受け入れ側の自治体への働きかけやクラブとのマッチングなどを協議していく。

 会見した同社の菅井研副社長と渡部真也特別執行役員によると、今後Jリーグクラブの誘致などを通して北海道の活性化に貢献していく狙いがあり、すでに、札幌市、旭川市、東川町、網走市、倶知安町、津別町などが関心を示し参加する意向という。

写真・文 石井一弘