北海道コンサドーレ札幌ピックアップ情報
一覧に戻るＪ２第１４節（５月６日）ホームで２−４と磐田に完敗
25･05･11
上：上段写真／前列左からＭＦ青木、近藤（ＦＷ登録）、高嶺、荒野、後列左からＧＰ中野（２１番）、ＤＦ高尾（２番）、ＦＷアマドゥ・バカヨコ、ＤＦ家泉、ＦＷキム・ゴンヒ、ＤＦ西野、中村。前節山形戦で１−０の勝利から中２日だが先発は同じだった
上：下段写真／前半１分に磐田に先制された後も猛攻を受ける前半７分、磐田ＭＦ上原（７番）のシュートを札幌ＭＦ高嶺（右端）が胸で止める、札幌の他の選手は左からＤＦ家泉（１５番）、ＭＦ荒野（２７番）、ＧＰ中野、磐田の選手ＭＦ金子（左端）、角（右から２人目）、あわや２失点目になるところだった
（写真は５月６日、大和ハウス プレミストドーム、撮影・石井一弘）
５月６日、大和ハウス プレミストドームで行われた明治安田Ｊ２第１４節、北海道コンサドーレ札幌対ジュビロ磐田の試合は、札幌が開始早々の失点でつまずき４失点後に２点を返すも２−４のスコアで完敗となった。
前節の時点で５勝３分５敗の勝ち点１８で９位の磐田と、５勝１分７敗の勝ち点１６で１２位の札幌の一戦。ゴールデンウィーク最終日ということもあり１４，２１４人の観衆が集まった。
札幌の先発は、ＧＰ中野小次郎、ＤＦは右から�眸�瑠、家泉怜依、西野奨太、高嶺朋樹（ＭＦ登録）。ＭＦは右に近藤友喜（ＦＷ登録）、左に中村桐耶（ＤＦ登録）。中央に荒野拓馬と青木亮太。ＦＷアマドゥ・バカヨコ、キム・ゴンヒ。控えは、ＧＰ菅野孝憲、ＤＦ大��玲央、ＭＦ田中克幸、長谷川竜也、木戸柊摩、原康介、スパチョーク、ＦＷ白井陽斗、ジョルディ・サンチェス。
磐田の先発は、ＧＫ三浦龍輝、ＤＦ松原后、江��巧朗、リカルド・グラッサ、川口尚紀。ＭＦ金子大毅、上原力也、ジョルディ・クルークス、角昂志郎、倍井謙。ＦＷ渡邉りょう。控えはＧＫ川島永嗣、ＤＦ川��一輝、森岡陸、ＭＦレオ・ゴメス、中村駿、 川合徳孟、為田大貴、ＦＷマテウス・ペイショット、佐藤凌我。
試合は１４時３分、札幌ボールでキックオフしたが、直後の前半１分アウエーの磐田がいきなり口火を切る。磐田ＤＦライン左サイドの深い位置から一気にロングボールを蹴り込まれると、対応した右ＤＦの�眸�が目測を誤りヘディングでクリアー出来ず。その裏を抜け出した磐田ＭＦ倍井がフリーとなり、ペナルティーエリア手前から右足でニアを打ち抜き先制。この試合の行方を決めた。
出鼻をくじかれた札幌はここから立て直せない。２０分、磐田が右サイドからのフリーキックをＭＦジョルディ・クルークスが左足で鋭くゴールに向かうキック。これが中央で競り合った札幌ＤＦ家泉の頭に当たりオウンゴール。２点ビハインドとなる。
さらに磐田は２５分。ＭＦ角のミドルシュートが右ポストに当たり、ペナルティーエリア内で跳ね返ったボールの処理を札幌ＤＦ家泉がトラップミス。ボールは磐田の倍井に渡り、中央でフリーのＭＦ金子にパス。金子は冷静にトラップから右足でゴール。一瞬オフサイドにも見えたが、どちらにせよ札幌は流れが悪すぎた。試合は一方的な展開の０−３で折り返す。
後半、最初のゴールも磐田。後半２５分、左サイドを抜け出した倍井がペナルティーエリア内で巧みなステップから左足でゴール右隅に流し込み、この日自身２得点目。札幌は４点差とされた。
札幌の反撃は３２分。ペナルティーエリア内左奥の混戦からＭＦ中村が頭で折り返し、交代で入っていたジョルディ・サンチェスがゴールに背を向けた態勢からうまく左足ヒールで流し込み１−４。
これで目を覚ましたか３６分にも札幌に追加点。左サイドからＤＦ西野が左足でペナルティーエリア内にボールを入れると、攻め上がっていた家泉がヘディングでゴール。ミスを取り返したい気持ちが表れた得点だった。
しかし、札幌の反撃もここまで。試合終盤に諦めない２得点はあったが、結局２−４のスコアで敗戦。今季の課題が改めて噴出する不安定な戦いとなってしまった（中２日で前節と同じ先発メンバーでは疲労の影響もあったか）。
札幌の次戦、明治安田Ｊ２第１５節いわきＦＣ戦は、５月１１日１３時からアウエーのハワイアンズスタジアムいわきで行われる。
上：下段写真／前半１分に磐田に先制された後も猛攻を受ける前半７分、磐田ＭＦ上原（７番）のシュートを札幌ＭＦ高嶺（右端）が胸で止める、札幌の他の選手は左からＤＦ家泉（１５番）、ＭＦ荒野（２７番）、ＧＰ中野、磐田の選手ＭＦ金子（左端）、角（右から２人目）、あわや２失点目になるところだった
（写真は５月６日、大和ハウス プレミストドーム、撮影・石井一弘）
５月６日、大和ハウス プレミストドームで行われた明治安田Ｊ２第１４節、北海道コンサドーレ札幌対ジュビロ磐田の試合は、札幌が開始早々の失点でつまずき４失点後に２点を返すも２−４のスコアで完敗となった。
前節の時点で５勝３分５敗の勝ち点１８で９位の磐田と、５勝１分７敗の勝ち点１６で１２位の札幌の一戦。ゴールデンウィーク最終日ということもあり１４，２１４人の観衆が集まった。
札幌の先発は、ＧＰ中野小次郎、ＤＦは右から�眸�瑠、家泉怜依、西野奨太、高嶺朋樹（ＭＦ登録）。ＭＦは右に近藤友喜（ＦＷ登録）、左に中村桐耶（ＤＦ登録）。中央に荒野拓馬と青木亮太。ＦＷアマドゥ・バカヨコ、キム・ゴンヒ。控えは、ＧＰ菅野孝憲、ＤＦ大��玲央、ＭＦ田中克幸、長谷川竜也、木戸柊摩、原康介、スパチョーク、ＦＷ白井陽斗、ジョルディ・サンチェス。
磐田の先発は、ＧＫ三浦龍輝、ＤＦ松原后、江��巧朗、リカルド・グラッサ、川口尚紀。ＭＦ金子大毅、上原力也、ジョルディ・クルークス、角昂志郎、倍井謙。ＦＷ渡邉りょう。控えはＧＫ川島永嗣、ＤＦ川��一輝、森岡陸、ＭＦレオ・ゴメス、中村駿、 川合徳孟、為田大貴、ＦＷマテウス・ペイショット、佐藤凌我。
試合は１４時３分、札幌ボールでキックオフしたが、直後の前半１分アウエーの磐田がいきなり口火を切る。磐田ＤＦライン左サイドの深い位置から一気にロングボールを蹴り込まれると、対応した右ＤＦの�眸�が目測を誤りヘディングでクリアー出来ず。その裏を抜け出した磐田ＭＦ倍井がフリーとなり、ペナルティーエリア手前から右足でニアを打ち抜き先制。この試合の行方を決めた。
出鼻をくじかれた札幌はここから立て直せない。２０分、磐田が右サイドからのフリーキックをＭＦジョルディ・クルークスが左足で鋭くゴールに向かうキック。これが中央で競り合った札幌ＤＦ家泉の頭に当たりオウンゴール。２点ビハインドとなる。
さらに磐田は２５分。ＭＦ角のミドルシュートが右ポストに当たり、ペナルティーエリア内で跳ね返ったボールの処理を札幌ＤＦ家泉がトラップミス。ボールは磐田の倍井に渡り、中央でフリーのＭＦ金子にパス。金子は冷静にトラップから右足でゴール。一瞬オフサイドにも見えたが、どちらにせよ札幌は流れが悪すぎた。試合は一方的な展開の０−３で折り返す。
後半、最初のゴールも磐田。後半２５分、左サイドを抜け出した倍井がペナルティーエリア内で巧みなステップから左足でゴール右隅に流し込み、この日自身２得点目。札幌は４点差とされた。
札幌の反撃は３２分。ペナルティーエリア内左奥の混戦からＭＦ中村が頭で折り返し、交代で入っていたジョルディ・サンチェスがゴールに背を向けた態勢からうまく左足ヒールで流し込み１−４。
これで目を覚ましたか３６分にも札幌に追加点。左サイドからＤＦ西野が左足でペナルティーエリア内にボールを入れると、攻め上がっていた家泉がヘディングでゴール。ミスを取り返したい気持ちが表れた得点だった。
しかし、札幌の反撃もここまで。試合終盤に諦めない２得点はあったが、結局２−４のスコアで敗戦。今季の課題が改めて噴出する不安定な戦いとなってしまった（中２日で前節と同じ先発メンバーでは疲労の影響もあったか）。
札幌の次戦、明治安田Ｊ２第１５節いわきＦＣ戦は、５月１１日１３時からアウエーのハワイアンズスタジアムいわきで行われる。
上：上段写真／前半２０分、磐田右サイドのＭＦジョルディ・クルークスのＦＫから札幌ＤＦ家泉（右で倒れている）のオウンゴールとなり２点目を与えてしまった、中央左札幌ＭＦ高嶺（６番）が天を仰ぐ、右へＭＦ近藤、ＤＦ西野（４７番）、ＧＰ中野（左から２人目）、磐田ＭＦ金子（６番）らがベンチ方向へ走り出す
上：下段写真／前半２０分、オウンゴールを誘ったＦＫを蹴った磐田ＭＦジョルディ・クルークス（２３番）をたたえるＭＦ金子（６番）
上：下段写真／前半２０分、オウンゴールを誘ったＦＫを蹴った磐田ＭＦジョルディ・クルークス（２３番）をたたえるＭＦ金子（６番）
上：上段写真／前半２５分、磐田ＭＦ金子（６番）が３点目を決め、角（右端３９番）と飛び上って大喜び、札幌ＦＷキム・ゴンヒ（１３番）、ＭＦ高嶺（６番）、青木はぼう然、７１番は磐田ＭＦ倍井
上：下段写真／前半２５分に磐田ＭＦ金子に３点目を決められた直後、札幌はキャプテンＭＦ高嶺（右から３人目）が声をかけて集まり話し合う、左からＤＦ家泉（１５番）、高尾（２番）、ＭＦ青木（１１番）、荒野（２７番）、その後ろＧＰ中野、ＦＷキム・ゴンヒ（１３番）、ＤＦ西野、中村（４番）、ＦＷアマドゥ・バカヨコ
上：下段写真／前半２５分に磐田ＭＦ金子に３点目を決められた直後、札幌はキャプテンＭＦ高嶺（右から３人目）が声をかけて集まり話し合う、左からＤＦ家泉（１５番）、高尾（２番）、ＭＦ青木（１１番）、荒野（２７番）、その後ろＧＰ中野、ＦＷキム・ゴンヒ（１３番）、ＤＦ西野、中村（４番）、ＦＷアマドゥ・バカヨコ
上：上段写真／前半３７分、札幌は「何かを変えなければ…」と岩政監督（右端）は２トップを代えた。アマドゥ・バカヨコ（左端）をジョルディ・サンチェス（右から２人目）に、キム・ゴンヒを田中克（左から２人目）とした。この時間で２トップを交代させるのは極めて異例と思われる。中央奥で磐田のジョン・ハッチンソン監督が複雑な表情を見せている
上：中段写真／前半３９分、札幌ＭＦ田中克の縦パスを絶妙のタイミングで受けた近藤が、右サイドをドリブルで独走してクロスを入れる、右は磐田ＤＦリカルド・グラッセ
上：下段写真／前半３９分、札幌ＭＦ近藤がクロスを入れたが、走り込んだ途中出場したばかりのＦＷジョルディ・サンチェスを抜け、ＤＦ中村が最後に触ったが左に外れ得点ならず、近藤はピッチに座り込んで残念がった
上：中段写真／前半３９分、札幌ＭＦ田中克の縦パスを絶妙のタイミングで受けた近藤が、右サイドをドリブルで独走してクロスを入れる、右は磐田ＤＦリカルド・グラッセ
上：下段写真／前半３９分、札幌ＭＦ近藤がクロスを入れたが、走り込んだ途中出場したばかりのＦＷジョルディ・サンチェスを抜け、ＤＦ中村が最後に触ったが左に外れ得点ならず、近藤はピッチに座り込んで残念がった
上：上段写真／後半４分、札幌ＭＦ高嶺（左）がドリブルで磐田ＤＦ江��をかわして中央を駆け上がると、呼応してＦＷジョルディ・サンチェス（右）も駆け上がる
上：下段写真／後半２５分、４点目を決めた磐田ＭＦ倍井（７１番）に走り寄って祝福する途中出場していたＦＷマテウス・ペイショット
上：下段写真／後半２５分、４点目を決めた磐田ＭＦ倍井（７１番）に走り寄って祝福する途中出場していたＦＷマテウス・ペイショット
上：左側写真／後半３２分、札幌中央右からＭＦ田中克が入れたクロスの流れから、ＤＦ中村がゴールラインぎりぎりで落としたボールをＦＷジョルディ・サンチェス（左奥）が左足ヒールでゴールを決め一矢報いる、磐田ＧＫ三浦（２１番）、左手前ＤＦ江��（５番）
上：右側写真／後半３２分、１点を返した札幌ＦＷジョルディ・サンチェスが、残り時間が少ないとばかり、ボールを持ってセンターサークルへ走る
上：右側写真／後半３２分、１点を返した札幌ＦＷジョルディ・サンチェスが、残り時間が少ないとばかり、ボールを持ってセンターサークルへ走る
上：上段写真／後半３６分、札幌ＤＦ西野のクロスに家泉（左から２人目）が頭で合わせてゴールを決める、その右ＦＷジョルディ・サンチェス、右端磐田ＤＦ江��（５番）、左端川口（３８番）
上：下段写真／後半３６分、札幌の２点目を入れたＤＦ家泉（左）とボールを拾ってＦＷジョルディ・サンチェス（右端）が走り出す、中央磐田ＤＦ江��（５番）と、その後方ＧＫ三浦が共に手上げてオフサイドをアピール
上：下段写真／後半３６分、札幌の２点目を入れたＤＦ家泉（左）とボールを拾ってＦＷジョルディ・サンチェス（右端）が走り出す、中央磐田ＤＦ江��（５番）と、その後方ＧＫ三浦が共に手上げてオフサイドをアピール
上：上段写真／後半４５分、札幌ＤＦ西野からのロングボールにＦＷジョルディ・サンチェス（左）が磐田ＤＦ江��（５番）と競り合うが、途中出場していたＤＦ為田（右）に拾われる
上：下段写真／後半追加タイム１分、札幌右サイドからのＤＦ高尾のクロスに家泉（１５番）が飛び込むが、一瞬早く磐田ＧＫ三浦（２１番）にキャッチされる、左ＭＦ金子（６番）
上：下段写真／後半追加タイム１分、札幌右サイドからのＤＦ高尾のクロスに家泉（１５番）が飛び込むが、一瞬早く磐田ＧＫ三浦（２１番）にキャッチされる、左ＭＦ金子（６番）
上：上段写真／２−４と敗れガックリとピッチに手をつき悔しそうな札幌ＤＦ中村（左写真）、札幌キャプテンＭＦ高嶺（６番）はひざに手をつきうつむく（中央写真）、右写真の手前は磐田ＭＦ倍井、奥でうずくまるのは札幌ＤＦ西野
上：下段写真／２−４と惨敗し札幌の選手がゴール裏サポーター席へあいさつに行くと、激しいブーイングが飛んだ
上：下段写真／２−４と惨敗し札幌の選手がゴール裏サポーター席へあいさつに行くと、激しいブーイングが飛んだ
上：左側写真／前半２７分、この時間での３点のビハインドにベンチでボードを手に札幌岩政大樹監督は、何かぼう然としているように見えた
上：右側写真／後半１０分、ゲームが中断した時、選手を呼んで大声で指示を出す磐田のジョン・ハッチンソン監督
■北海道コンサドーレ札幌の岩政大樹監督のコメント（一部抜粋）
「見てのとおり、サポーターの皆さんに申し訳ない試合をしてしまった。試合の入りが悪かったというよりも大きなミスが出てしまった。選手たちは良いモチベーションで試合に入りましたし、雰囲気が悪かったとも思わない。結果的に、今年何度か起きていることがまた起こってしまったということ。そのあとの時間が非常にもったいなかったと思っている。入りのところの問題だが、失点すること自体はどの試合でも起こり得ること。その後、０−３のスコアになるまでの時間の攻撃のところで狙った形を出せなかったところに課題を持っていきたいと今は考えている」
■ジュビロ磐田のジョン・ハッチンソン監督のコメント（一部抜粋）
「選手がゲームプランを素晴らしく実行してくれたと思っています。選手たちが自分自身のことやチームのことをよく理解できていると思いますし、どういうクラブになりたいのかを分かってきていると思います。素晴らしいゴールも決まりましたし、守備も良かったと思います」
上：右側写真／後半１０分、ゲームが中断した時、選手を呼んで大声で指示を出す磐田のジョン・ハッチンソン監督
■北海道コンサドーレ札幌の岩政大樹監督のコメント（一部抜粋）
「見てのとおり、サポーターの皆さんに申し訳ない試合をしてしまった。試合の入りが悪かったというよりも大きなミスが出てしまった。選手たちは良いモチベーションで試合に入りましたし、雰囲気が悪かったとも思わない。結果的に、今年何度か起きていることがまた起こってしまったということ。そのあとの時間が非常にもったいなかったと思っている。入りのところの問題だが、失点すること自体はどの試合でも起こり得ること。その後、０−３のスコアになるまでの時間の攻撃のところで狙った形を出せなかったところに課題を持っていきたいと今は考えている」
■ジュビロ磐田のジョン・ハッチンソン監督のコメント（一部抜粋）
「選手がゲームプランを素晴らしく実行してくれたと思っています。選手たちが自分自身のことやチームのことをよく理解できていると思いますし、どういうクラブになりたいのかを分かってきていると思います。素晴らしいゴールも決まりましたし、守備も良かったと思います」
編集部 写真はいずれも石井一弘撮影
